「さ行」から始まる用語集
自動巻き
体の動作に連動してローターが回転、ゼンマイが自動的に巻き上がり動力を蓄える機構。
オートマチック(Automatic Watch)とも言う。
現在、機械式時計において普及している「自動巻き」は、両方向回転で巻き上げる自動巻きの時計。
ゼンマイの巻上げを、リューズから手動で行うものを手巻きという。
ジャンピングアワー
ジャンピングアワーとは、文字盤に設けられた小窓に、デジタルの数字で時刻を表示する機構。
長針が文字盤を指すのではなく、表示窓の数字が1時間ごとに切り替わり、時刻を表す数字がジャンプして瞬間的に切り替わるため、ジャンピングアワーと呼ばれる。
GMT機能
GMT機能は、24時間目盛(メモリ)と24時間表示の針(GMT針)によって、世界標準時など複数の時間帯を表示できる機能のこと。
時差のある国の時間帯を読みとること、例えば、日本と海外の時間を表示させることができる。
GMTとは世界標準時(Greenwich Mean Time)の略。
ストラップ
ストラップ(Strap)とは、一般的に紐のことを指す。 時計用語で、腕時計に装着するベルトをさす。
一般的な高級時計では、カーフスキン(牛)、アリゲータ、クロコダイル(ワニ)、ガルーシャ(エイ)などの革素材の他に、ラバー、ナイロンなどの素材が使用される。
シューズの留め具のこともストラップという。
また近年、携帯電話のアクセサリーとしても使われる。
スプリットセコンド
スプリットセコンドは2本のクロノグラフ秒針によって複数のラップタイムを計測できるクロノグラフの事を意味する。
「スプリットセコンドクロノグラフ(Split-seconds chronograph)」「スプリットセコンドハンド(split-seconds hand)」「ダブルクロノグラフ(Double
chronograph)」などとも呼ばれる。
スモールセコンド
スモールセコンドとは、秒針がダイアルの中央から離れた別の軸に配置されていること。
時計の6時の位置に設置されることが多い。
ゼンマイ
機械式時計の動力源。細長いバネで、香箱に収納されている。
素材には、様々な金属を混合した特殊鋼が使用されている。