「た行」から始まる用語集
チュニックライン
この腰の下から膝丈くらいまでの長い上着を着たときに現れるシルエットをチュニックラインという。
筒型のほっそりとした七分丈程度の上着をさす。
チューリップライン
チューリップライン(tulip line)とは肩線がなだらかで、バストのふくらみをウエストで絞る形状、シルエットをさす。
ウエスト以下、スカートなどを細くする。
ウエストより上の形状がチューリップの花のように見え、ウエストより下が細く、茎のような形状ることから名づけられた。
1953年、クリスチャン・ディオールがコレクションで発表して話題となった。
ツーピース
女性用のジャケットとスカートあるいはワンピースの組み合わせのこと。
または、ジャケットとパンツのみでベストはなしの男性用スーツのこと。
それまで男性のスーツは三つ揃いが一般的であったが、第二次世界大戦後の米国でベストを省略して着用したのが始まり。
テディボーイ
50年代に流行ったロンドンファッションで、細身のロングジャケット、リーゼントなどが特徴。
パンクの影響が色濃い。
テントライン
テントラインとは、三角形になるシルエットのこと。
細めの肩からテントのように足元に向かってだんだん広くなる。
Aラインに似ているが、Aラインよりもっと裾に向けての広がりが大きいことが特徴。
テーパード
テーパード(Tapered)とは「次第に細くなっていく」の意味で、ファッションでは、先細りなシルエットを表す。
例えば、腰周りはゆったり、足首に向けて細くなるパンツをテーパード・パンツという。
テーラード
テーラー(tailor,仕立て人)からくるもので、「仕立ての」という意味。
素材・型・仕立て方などが硬く、しっかりと仕立てられたものをさす。
ジャケットとパンツの組み合わせで、従来はメンズウェアに用いられることが多かった。
しかし、レディースウェアも、スーツタイプで、マニッシュなデザインが普及。ジャケットとパンツの組み合わせだけではなく、しっかりと仕立てられたジャケットとスカートの組み合わせ(テーラード・スカート)などテーラリング技術が用いられることが増えた。
その他、関連用語として、テーラード・スーツという言葉は、紳士服仕立ての女性用スーツをさす。
デコラティブ
「飾りたてられているさま、装飾的」の意。
トムボーイ
おてんば娘のこと。
トライバル
英語で「民族的な」という意味。
民族衣装の要素を取り入れたファッションをトライバルファッション、トライバルスタイルと呼ぶ。
同様に、トライバルプリントは民族衣装で使われる柄を使ったプリントのことを指す。
トラッド
きっちりとしたスタイルのこと。
トラペーズライン
トラペーズはフランス語で台形の意味。裾(すそ)に向かうにつれて広がりをもつシルエット。
58年、イヴ・サンローランが初めて手がけたディオールのコレクションで発表されたもので、緩やかな裾広がりのシルエットを言うようになった。
ドレスコード
服装指定のこと。格式に応じた正装から、広く時と場所と時間帯に応じて求められる身だしなみを指す。
周囲への配慮から始まった服装のエチケットで、具体的には冠婚葬祭における礼装・平服着用、ホテルやレストラン等でノーネクタイや短パンなどの禁止、ホームパーティなどでカジュアルな服装を規定している場合も含む。
ドレスダウン
着くずすこと。カジュアルな着こなし方を言う。
ドレスアップの対義語。
カジュアルダウンとは似ているが、フォーマルなジャケットなどを取り入れて着くずすドレスダウンに対して、カジュアルダウンはカジュアルウェアをさらにカジュアルにしている点が違う。
ドレッシー
ドレッシー(dressy)とは服装にこだわり、おしゃれな雰囲気をさす言葉。きちんとした服装に対して用いられる。
カジュアルやスポーティとは反対の言葉に近い。
ドローストリング
「引き紐(ひきひも)」の意。
衣服のウエスト部分などに紐通しを付け、紐を引くことによってサイズを調節するようにしたデザインのこと。
たっぷりした感じがでる。
フランス語でクリス。