「た行」から始まる用語集
タッタソール
タッタソール(tattersall)は、おもに2色の線が交互に配置された格子柄のことを言う。
オーバーチェック、小さい格子柄の上に、大きい格子を重ねた。
イギリス競馬の「タッタソール」において馬用の毛布柄に用いられたことかが由来。
タッタソールチェックも同じ意味をさす。
タータンチェック
チェックの代表的な柄で、スコットランドの民族服にみられる大柄の格子模様のこと。
厳密にいうと、固有の氏族のみが使うことを許されている、一族の象徴としての模様。
「タータンチェック」は日本での俗称で、本場スコットランドでの正しい呼び名は「タータン」あるいは「タータン・プラッド」である。
チマヨ
チマヨとは、ネイティブ・アメリカンの伝統とパターンを織り込んだ模様。
17世紀から18世紀初頭にかけて、メキシコから北上して来たスペイン系開拓者オルテガ一族に起源があるといわれる。
またチマヨ柄の織物は、アメリカ・ニューメキシコのチマヨ村を代表する工芸品。
チョークストライプ
黒や紺、茶、グレーなどの濃色地に白チョークで縦線を引いたような縞柄のこと。
男性用スーツによく見られる柄で、線の輪郭は少しぼやけているのが特徴。
ペンシルストライプは、チョークストライプより線が細く、輪郭がはっきりしている。
さらにピンストライプは、針のように極細い線の縦縞。
ドッグトゥース チェック
「ドッグ トゥース」は建築用語で、犬歯積み層のこと。
そのような犬の牙ににた格子模様を指す。千鳥格子。
ドリッピング柄
対象物に絵の具を飛散させ、描いたような柄。
アメリカの画家であるジャクソン・ポロックが用いた技法。